LD児,ADHD児等のための「サポートプログラム」について

 

「サポートプログラム」の利用にあたって

 

<どうして「サポートプログラム」が必要なのですか?>

通常学級の中には,LD(学習障害)児,ADHD(注意欠陥多動性障害)児,高機能自閉症児など特別な教育的支援を必要する子どもたちが在籍しています。これらの子どもたちは,小学校では,席にじっとしていられない,順番が待てない等,中学校では,学年相当の学習についていけない,集団のルールが分からない等の状況が多く見られます。子ども自身意に添わない注意を受けたりして困惑するといったこともあります。一方では,学級全体の学習が乱れてしまい,担任がその対応に苦慮している場合もあります。そうした状況をできるだけ少なくし,担任が一人で抱え込まないために,校内全体で協力して取り組める工夫が大切になってきます。各学校では事例検討会を実施したり,T.T.などの学習形態を工夫したり,様々な取り組みが展開されつつあります。そのような取り組みの中で,学級担任が,すぐ指導に活用できるサンプル提示,取り出し用学習教材,活動見本例を求める声が上がってきています。そのための参考例の一つとして,この「サポートプログラム」を作成しました。

「サポートプログラム」は,「国語編」(平成13年度作成),「算数編」(平成14年度作成),「ソーシャルスキル編」(平成15年度作成)[ソーシャルスキル編U(学校行事編)」(平成17年度作成)の4分冊になっています。



<どんな子どもを対象にしていますか?>

 これらの子どもたちの課題を,学習活動や生活行動の面から見ると,下記の三つに大別できます。

「集団適応」

「学習態度の形成」

「学習内容の習得」

こうした課題は,単一に起こることは少なく,複合して表れるのが現状です。

「国語編」「算数編」では,学習態度が形成されつつある子どもたちを対象に「学習内容の習得」を中心に取り上げています。「ソーシャルスキル編」「ソーシャルスキル編U}では,「集団適応」「学習態度の形成」といったことが課題になる子どもたちについて取り上げています。

 

<配慮することは?>

★ 学習サポートプログラムを活用して,子どもにできる喜びを持たせ,自信を持って様々な活動に参加できるように支援しましょう。

★ 学習サポートプログラムは,学習障害児等だけでなく,すべての子どもたちのために活用できる内容になっていますので,クラスの子どもたちが協力しあって学習できるように支援しましょう。

★ 学習サポートプログラムは,あくまでも1つのサンプルにすぎませんので,目の前にいる子どもの実態や興味関心に合わせて,その子どもにあった学習サポートプログラムを工夫し,作成してください。

 

「国語編」

「算数編」

「ソーシャルスキル編」

「ソーシャルスキル編U」