千葉市立誉田東小学校 本文へジャンプ
本校の概要

校長 柳澤 修樹

 本校の学校教育目標は、昨年度に引き継いで「表情豊かな子供の育成」として、教育活動に取り組んでいます。
 学校教育目標「表情豊かな子どもの育成」でいうところの“表情豊か”とは、自己実現を果たした子どもの表情であると解しています。
 では、自己実現とは何でしょうか。それは、自分自身の可能性や能力を遺憾なく発揮している状況をいいます。このような状況にあるとき、人は喜びを表出し、心身ともに充実した状況にあります。こうした心理状態にあると、当然心身によく作用し、自分らしく生活すると共に生きる力を発揮します。そして、このような時、子どもたちは生き生きとした豊かな表情を見せてくれます。本校の教職員は、子どもたちのこうした表情から次の指導や活動へのエネルギーを得ていますし、教師冥利を感じています。また、こうした表情を得るために、口々の教育活動に取り組んでいるところです。
 このような、自己実現を果たした子どもの表情を引き出すために、本校の教職員は、日々の学習指導や特別活動、さらには道徳指導や生徒指導など、全ての教育活動において「人間的なふれあい」を基盤にして、子どもたち一人一人に「自己決定」の場を設定するように学習や活動を組み立てています。
 自己決定の場では、「自己コントロールと自己管理」の能力を培う必要が出てきます。それは、自分のやりたいこと(自己決定)と周囲の人々(友達)のやりたいこととの対立や葛藤が起きるからです。自分自身の主体性と周りの人の主体性は、同じように大事にしたいものです。そこで、相手とのかかわり方を考えながら、相手にも自分にもよい選択の方法を導き出す(自己決定)よう支援しています。ここでは、自分自身の考えや感情をコントロールする必要が出てきます。他社とのかかわりの中で自己を律して、より良いあり方を模索することになります。そして、この過程を通して、人とのかかわり方を身につけて対人関係能力を伸ばすことができるように指導・支援をしています。
 さらには、子どもたちの成長の過程には、顕著な発達特性が見られます。学年に応じて、また個人によって、興味・関心のもち方や能力に大きな違いがあります。子ども個々の発達や理解の程度を的確に捉えながら、一人一人の発達の可能性が最大限に発揮できるように支援をしています。
 また、学級や活動グループといった集団の中に埋没していることは、集団に適しているとは言えません。一人一人がそれぞれの集団の中で、自分自身の存在感・有用感を持てることが、自己実現には不可欠です。日々の学習や活動において、子どもたちが自分自身の取り組みや活動に自分なりの目当てを持って取り組み、「できた」「わかった」といった成功感・達成感・成就感をもてるように指導・支援を行っていきます。そのためには、「みんなが心から語り合い、聞き合える学級」といった、温かい人間関係の中でそれぞれの活動が行われることが重要です。本校の教職員が、「人間的ふれあい」を基盤にして学級経営や学校経営に参画しているのはこのためです。
 学校一丸となって、安心して自分らしさを表出できる学級や集団づくりに努めることで、子どもたちが自分らしさを生き生きと発揮して、自己実現を果たせるよう、日々の教育活動に邁進していきます。