1.平成23年度 感謝を胸に、元気な笑顔でスタート!
4月になってやっとほころび始めた桜が、子どもたちの元気な笑顔に励まされ競って開き出しました。日本の歴史をも変える3月11日の東日本大震災、そして原発事故。今もなお被災は拡大し、収束が見えない状況です。そのような中、選抜高校野球の選手宣誓の言葉が今も心に残ります。「・・・生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々と・・・」 子どもたちと新年度を迎えられたことに感謝し、「子どもたちの笑顔あふれる学校」、「子どもが育つ学校」にしていくことが本校職員の使命であることを改めて胸深く刻み、一丸となって取り組んで参りたいと思います。
さて、元気な子どもたちが帰ってきた始業式では、みんなで取り組む4つのことを話しました。
1 挨拶名人になろう
世界中の言葉は違っても、どの国にも必ず 挨拶はあります。挨拶は、心の窓、人と人と を結ぶリボンといわれます。元気に挨拶!笑 顔で挨拶!誰にも挨拶!いつでも挨拶!心を 添えて挨拶! が、できる名人になろう。
2 生活名人になろう
毎日休まず登校できる。残さずしっかりご飯が食べられる。外で元気に遊べる。しっかり話を聞き、考え、学習できる。宿題を忘れない。そんな当たり前のことがきちんとできる子ども が、生活名人です。まずは、生活名人の合言葉、「早寝、早起き、朝ごはん!」から始めよう。
3 ルールを守ろう
学校は、みんながいるから楽しいし、たくさん学習もできます。ルールが無いと、学校は事故やトラブルだらけになってしまいます。だから、ルールはみんなが絶対に守らなければならいことです。
4 「ありがとう」を心の真ん中に
みんながかかわりあって成り立つのが学校生活。その中で一番大切なのは、感謝する気持ちです。「ありがとう」の言葉は、温かく、力をくれる言葉です。みんなが、「ありがとう」と言える学校にしよう。
この4つのことは、豊かな学校生活を支える基盤です。是非、ご家庭でもご理解いただき、ご協力いただければ幸いです。平成23年度も、ご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。
2.子ども文化を引き継ぎ、新たなスタート
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく・・・
4月は毎朝、6年生がこぞって校長室を訪れました。名文暗唱で「枕草子」に挑戦し、認定書をもらうためです。慌てずに言葉の意味を解して豊かに語ることのできる児童は少ないのですが、それでも、古語の響きや日本の四季の美しさを端的に捉えた表現に情景をイメージし、それらの面白さを感じることができたようです。挑戦した子どもたちは、いつかきっとそのような風景に出会い、枕草子の一節を口ずさむことがあるのだろうと思います。また、そのような感性を育んでほしいと願っています。
さて、月は変わり新緑の美しい季節を迎えました。そして暦の上ではもう立夏です。待ち遠しかった春は、自然の猛威の前に、つらく悲しい日々が続きました。しかし、そのような中でも、少しずつながら被災地の学校が新学期を迎えたニュースを見るにつけ、過酷さの中でも、前に歩み出る人々の力強さに胸が熱くなります。
本校の子どもたちの登校してくる時刻も早くなり、春から初夏へと移る校庭に元気な声を響かせています。6年生は最高学年として、1年生とのかかわりを大切に、そして楽しんでいます。2年生は、1年生を学校探検に案内しました。1年生歓迎集会でも、縦割りグループごとに力を合わせてポイントラリーを競い合い、新しいかかわりを深めました。高浜一小の子ども文化は生活のリズムの中に組み込まれ、当たり前のことは当たり前なことして、しかし、昨年とは違った新たなリズムで確実にスタートしました。
新体制の保護者会の役員の皆様も、お忙しい合間を縫って毎日のように顔を出され快調に始動しました。ボランティアの方々も頻繁においで下さっています。本年度も、子どもが育つ学校になるよう、一人一人に寄り添い教職員一同力を尽くしてまいります。皆様の一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。
3.「 絆 団結力で勝利をつかめ!〜 心を燃やして熱くなれ〜 」
笑顔・感動・成長の春季大運動会
今年の運動会は、強風には悩まされましたが、晴天に恵まれ、運動会日和となりました。
昨年も感じたことですが、赤組、白組共に心ひとつに熱のこもった応援合戦の素晴らしさは千葉市一だと自負しています。観る者にも運動会への期待を十分に高めてくれるものでした。また、応援団長の選手宣誓も、全校参加型の工夫が加えられ、一層団結を強めることができました。
各競技や演技でも、一人一人が目当てをもって精一杯力を尽くす姿が見られました。低学年のリズムダンスでは、満面の笑みでかわいい動きをかっこよく決める姿に成長を感じました。中学年の演目は、今や高浜一小では欠かせない「よさこい村」。掛け合いのある動きが楽しい新バージョンです。今年もその動きのかっこよさに子どもたちは魅了され、校庭一杯に色とりどりの法被に身を包んだ子供たちの花が咲きました。高学年児童といえば組体操。緊張感に包まれた校庭に、頭のてっぺんからつま先まで集中した見事な技を次々と披露していました。競技・演技の中の子どもたちの表情は楽しさ、達成感にあふれ、観る者に感動を与えてくれたことと思います。
また、運動会には欠かすことのできない様々な役割があります。今年も4年生以上が応援団はじめ用具係、決勝審判等の役割を果たし、この大きな行事を支えました。一つ一つの行事の中で、高浜一小の文化が上級生から下級生に確かに引き継がれていることを感じます。一人一人が各競技や演技に精一杯力を尽くすことの大切さ、華やかな役割だけではなく目立たない地道な下支えの部分も含めて、どの役割も欠かすことができない「かっこいい仕事」であることを体で感じ、その役割を成し遂げた達成感に満ちた子どもたちの表情が閉会式にありました。
さて、この日のためにグランド整備をして下さった地域の皆様、朝早くから最後まで応援下さった保護者の皆様、綱引きに参加し運動会を盛り上げて下さったご家族の皆様、後片付けをお手伝い下さったお父様方、そして様々な役割を引き受けて下さった保護者会役員の皆様、ご協力ご支援深く感謝申し上げます。皆様の温かさに包まれて、子どもたちはまた成長をしました。ありがとうございました。
4.お小遣い、どうしていますか?
小学生になって、金銭感覚を養い、お金を大切に上手に使えるようにという思いから、定期的にお小遣いを渡したり、それに加えてお手伝いなどと連動させて臨時収入を与えたりしているご家庭もあることと思います。
しかし、お小遣いの使い方で、思わぬ問題に発展することもあります。例えば、友達と遊んでいるうちにのどが渇いたからと、その中のお小遣いを持っている1人が、飲み物を買った。しかし、1人で飲むのは気が引けるので、お友達の分も買ってあげた。その気持ちはよいことですが、これを機に、「次は○さんの番だよ」とか、家のお金を持ち出してごちそうしたり、貸し借りが始まったりと問題が拡大してしまいました。
失敗も次への教訓ではありますが、このような問題についても想定して、お金の大切さや望ましい使い方について是非話し合っていただきたいと思います。
夏休みに蓄えた力を生かして実りの秋に
校庭にたくさんの赤トンボが舞い、校舎にも元気な子どもたちの声が戻ってきました。8月30日には、いつもより早い時刻から登校する子どもたちが多く、学校の始まりを待ちわびていたのかと嬉しい気持ちになりました。また、全国各地で水難事故などにより命を落とした子どもたちがいましたが、本校では全員が元気に登校することができ、本当に安心しました。
40日間あまりの夏休みには、普段できない体験や様々な人との交流を通して、一人一人が楽しい思い出やかけがえのない思い出を作り、一回りも二回りも大きく成長することができたことでしょう。登校初日には、その思い出や成果が詰まった様々な自由研究作品を抱える姿がたくさん見られました。勿論、保護者の皆様の励ましの支えがあってのことと思います。深く感謝申し上げます。
さて、子どもたちのいない夏休みは、教職員にとっては、貴重な研修の機会、充電期間です。3日間の校内研修では、本年度研究教科として取り組んでいる国語科と社会科の教材研究や、今年から全面実施になった指導要領に対応した評価について研修しました。また、実践力の向上や資質の向上を図るために、教育センターや養護教育センター主催の研修会にも多数参加しました。
子どもたちも、教職員も、この夏休みに蓄えた力を生かし、一層実り多き秋となるように頑張っていきますので、今後ともご協力、ご支援を宜しくお願いいたします。
***携帯連絡メールについて***
学校から保護者の皆様にお伝えしたい情報(悪質な不審者情報・災害時の児童の安全に係る情報等)を、携帯電話やパソコンの電子メールで連絡するシステムの準備を進めています。皆様からのお問い合わせもいただいておりましたが、近日中に文書でご案内いたしますのでご活用ください。
芳しい香りの金木犀、真紅の彼岸花に秋の深まりを感じる頃となりました。先日、花壇の雑草を抜いていましたら、何とヒキガエルがじっと身を潜めているのに出くわしました。春の池に誰かが放ったオタマジャクシを見かけましたので、それが酷暑を乗り切り生き延びてきたのでしょう。ちょうど校庭で生活科の学習をしていた1年生、2年生に紹介すると、「初めて見たよ」「緑色じゃないんだね」と、目を凝らして見たり触れたりして大喜びでした。埋立地の校庭にも思いもよらぬ生き物が育っており、自然のたくましさを感じました。また、ガマ君とカエル君が主人公の「お手紙」の学習では、この日のヒキガエルが子どもたちの記憶によみがえることと思います。
さて10月6日(木)は前期終業式です。この4月から子どもたちの学びはどれほど身に付いてきたでしょうか。秋休みは5日間という短い期間ですが、学びの大きな節目です。ここで振り返りをし、後期の意欲につなげていくことが大変重要となります。終業式に渡される通知表には、子どもたちの学びの成果が記録されています。是非時間を作り、お子さんと共に通知表をもとに学びや学校生活の様子を振り返り、後期の意欲につながるように頑張りを認めたり励ましたりしていただければと思います。
「ほめ上手は育て上手」という言葉がありますが、つい私たちは外見的なことや結果だけをほめがちです。これでは十分でありません。ましてや、結果を見て責めるようなことでは、意欲は失せてしまいます。子どもが自ら何かを頑張ろうとするときには、意欲も努力も忍耐力もじっくり考えることも必要になります。そのような様子が少しでも見られたら、大人がそれを認め励まし具体的な言葉にしてほめることが、それらの力を育てます。また、よい成果を得た子にとっては、それが次への自信につながります。よい結果が得られなくても、その過程が認められれば次の意欲につながります。つまり、私たち大人が、いつどのような言葉かけをするかがとても重要な鍵になるのです。
10月12日からスタートする後期は、全校遠足から始まり、6年生の陸上大会、浜っ子フォーラムと、子どもたちも楽しみにしている学校行事が目白押しです。行事を通して学ぶこともありますが、日常学習の成果を発揮する場でもあります。学びの秋が一層充実するよう、教職員一同知恵を出し合い頑張って参りますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
子どもの夢や願いに見るキャリア発達
♪山茶花、山茶花、咲いた道・・・♪ 校庭の山茶花が、鮮やかなピンク色の花をつけています。日中は日差しが暑いと感じますが、朝夕の気温はずいぶんと低くなり、植物や生き物は確実に冬支度を始めています。9月下旬から5年生、6年生が陸上の早朝練習に励んできましたが、いよいよ明日は千葉市小学校陸上大会を迎えます。選手としてエントリーできる6年生は22名に限られていますが、是非、これまでの練習の成果を存分に発揮できることを願っています。
さて、話は3週間程さかのぼりますが、前期の終了時に子どもたちが持ち帰った通知表の表紙に、お子さんの字でどんなことが書かれていたか覚えておられますか。
「お花屋さんになって、みんなをにこにこにしたい」(2年女子)「私は将来、どんな人にもやさしくできる人になりたい」(5年女子)「みんなが笑顔で明るく楽しい生活が送れるようにできる政治家になりたい」(6年女子)「水泳選手になってオリンピックに出場し、世界新記録を出したい」(6年男子)
本校の通知表の表紙には、子どもたちの夢や願いが書かれています。子どもたちのほとんどが、将来なりたい職業を思い描いて書いていま
すが、具体的な仕事の内容や目的、生き方に係る内容を書いている子どもたちも多数おり、感心しました。更には、「震災の復興を願っています」(2年女子)「地球温暖化がなくなって、北極の氷が解けないように・・・」(4年男子)と、3月の震災の復興への願いや、世界平和、温暖化防止への願いなど、社会的な問題に係る願いを書いている子どもも複数おり、子どもたちの純粋さや優しさに触れて本当に嬉しい思いでした。
キャリア教育(「学ぶこと」と「働くこと」を関係付けながら、子どもたちに「生きること」の尊さを実感させる教育、社会的自立・職業的自立に向けた教育)の必要性が叫ばれて久しくなりますが、小学生には小学生なりのキャリア発達が求められています。子どもたちが書いた夢や願いは、小学生なりのものの見方や行動の仕方で自分や社会を捉え、自分を方向付けている言葉として受け止めています。先の話で恐縮ですが、後期の通知表を手にしたときには、表紙の夢や願いについても大いに語り合っていただきたいと思います。きっとその中から、学校で学ぶ意味も少しずつ見えてくるに違いありません。
子どもに任せますか? 子どものネット社会
師走を迎えました。バラ門で出迎えた子どもたちから「今日は寒いですね」と声をかけられましたが、一昨日までとは打って変わってとても寒い日が続いています。市内でも学級閉鎖の第1号校が出ました。インフルエンザ等への対応もよろしくお願いいたします。
さて、私たちの生活は日々便利になっていますが、特に、携帯電話やコンピュータは生活に欠かせないものになっています。先日の浜っ子フォーラムでは、6年生が大型テレビとコンピュータを接続し大変わかりやすい発表をしていました。低学年でも学習にデジタルカメラを活用していますし、どの学年の子どもたちも、コンピュータを使った学習に取り組んでいます。また、家庭における子どもたちにとっては、コンピュータよりも、インターネット利用可能な携帯電話が、幼い頃から広く普及しているのでないでしょうか。
しかし、子どもの携帯電話の利用に関しては、2006年頃から様々な問題が指摘されています。
まず、子どもの生活習慣や友人関係に及ぼす影響が挙げられます。
自分専用の携帯電話を持つ子どもでは、友達と毎日何十通ものメールのやり取りをしたり、ゲームで遊んだりして毎日長時間使用している者もいます。文部科学省の調査(平成21年度)から、テレビやゲーム機、携帯電話利用を含めたメディア接触時間は、多くの子どもが学校の授業時間程度、あるいはそれ以上に及ぶそうです。そのような場合、家族と話す時間や学習する時間、睡眠時間が減ったり、朝起きられず朝食を食べる時間が無くなったりして、生活の乱れが生じることでしょう。
さらに、ネットいじめなどの子ども同士のトラブルも起こりがちです。顔が見えないことから感情のコントロールが利かなくなり、特定の子どもに大量の中傷メールを送る、掲示板に悪口を書く等様々な方法が見られます。ネットいじめの特徴としては、進行が速いことがあります。ネットを使うことで、短期間で大量の書き込みができ、親や教師が気付く前に大事になることもしばしばです。
本校においても携帯電話を多くの子どもが所持しています。勿論必要が生じて持たせている家庭が多いと思いますが、「みんなが持っているから」という理由で持たせていることはないでしょうか。学校など長時間一緒に生活する中では、周囲の者に調子を合わせなければならないという感覚が芽生えがちです。その様な心理は、「友達からのメールは、すぐ返信しないと」というような思いを生み、いつの間にかメールに気を遣い夜更かしをして、学校での学習にも身が入らなくなるような悪循環を生むことにもつながりかねません。
この他にも様々な問題がありますが、全く禁止するばかりでは、問題の解決にはつながらないでしょう。事業者による子どもを守る機能の提供もあります。勿論、学校においても情報モラルの指導に積極的に取り組む必要がありますが、何のためにどう活用するのか、携帯電話ばかりでなく自転車やゲーム機等を含め、親子でよく話し合うことが必要だと考えます。子どもを守り、子どもたちが賢い利用者となれように、是非家族で考えていただけましたら幸いです。
【参考:「子どものネット社会にどう向き合うか」千葉大学教授:藤田大祐(小学館総合教育技術別冊5月号)】
2012辰年:昇り竜のごとく、未来にはばたく年に!
ご家族おそろいで、穏やかなお正月をお迎えになられたことと存じます。元旦という日は、新たな希望や夢に向かって出発する日という思いが強いものです。それぞれの今年の抱負について話題にしたご家庭も多かったことでしょう。
さて、昨年の3.11の爪痕は未だに深く、大きな犠牲を強いられている子どもたちを始め多くの方々がおられることに、胸が震えます。そのような中でも、この年末、年始の新聞紙面やテレビの画面から、この逆境を力強く、辛抱強く乗り越えようとする人々の姿も数多く伝えられていました。被災された方々の力強さ、たくましさに敬服すると同時に、励まされる思いでした。
また、昨年を表す一文字の「絆」が象徴するように、震災後、「特に『家族』を大切に思うようになった」「地域のつながりを大切にしたい」という人が増えたこと、ボランティアや寄付に動いた人が増え、自分だけ良ければという意識の人が減っているなどの変化があったことも、様々な世論調査から報告されています。
前置きがずいぶんと長くなりましたが、千葉市においても特に学校防災体制の見直しが図られています。この高浜地区は以前から自治会が中心となり地域防災組織ができていましたが、今後はこれらに加えて保育所や公民館、幼稚園との連携も視野に入れた体制作りが急務となっています。
そして、何により本校の教育活動においても、学級や学年を越えてつながり合える力を一層大切に育てていきたいと思います。また、保護者や地域の方々との絆を深めることなくして、子どもたちとの安全や健やかな成長は保障されません。本年も、職員一同、保護者の皆様、地域の皆様と共に、「子どもありき・・・子どもあっての教育、子どもあっての学校」という気持ちで、昇り竜が如く力強く日々の教育活動を充実させていきたいと思いますので、よろしくご協力ご支援の程お願い申し上げます。
全校が支えた球技大会、総合優勝
2月は寒さで着物を重ねて着ることから、「如月(着更着=きさらぎ)」といわれますが、大寒以降、日本列島が大寒波に見舞われています。
この寒さの中、1月24日本校を会場に千葉市小学校球技大会が行われ、6年生の素晴らしい試合が繰り広げられました。そして、見事に男子サッカー、女子ミニバスケットボールとも優勝という結果を残すことができました。しかし、何よりこの大会では、結果を超える子どもたちの成長がありました。
それは、一人一人が信じあい絆を深めたチーム力の向上です。試合までの2ヶ月間、寒さに負けず毎朝早朝練習を続け、徐々に子どもたちは一人一人の技能の向上ばかりではなくチームとしての動きを体で身に付けてきました。学校で取り組む教育活動の意義は、結果も大切ですが何より取り組む目的であり、取り組むことにより何が育ったかということです。一人一人の力は小さくとも、1+1が2以上の大きな力になる喜びを体で、心で感じ、卒業への大きな節目とすることができました。
また、この勝利の陰には全校の支えがありました。大会当日前夜は、予報通りの雨と雪。雲ひとつ無い青空で迎えた当日とはいえ、水はけの悪い校庭は、一面水溜りの氷と霜柱。私が出勤したときには既に教員も選手たちも、グランド整備を始めていました。彼らの思いに、決行を決断するしかありません。そこからは、4年生・5年生・6年生が交代で、凍える手で氷を除き、重い砂を運び、必死の整備を続け、どうにか試合開始に間に合わせたのです。低学年の子どもたちも心配そうにその様子をじっと見つめていました。
いよいよ試合開始。やっと乾き始めたグランドでは、
第一試合開始早々に立て続けにゴールが決まり、校舎中から響き渡る歓声。選手もこれまでの成果を存分に発揮し、下級生の声援に応え、かっこいい6年生の姿を見せてくれました。
最後になりましたが、子どもたちの成長の陰には、早朝登校を励まし支えてくださった保護者の皆様、通常より早めに道に立って安全な登校を見守ってくださったセーフティーウオッチャーの皆様、指導に当たった教職員の温かい支えがあったことはいうまでもありません。心より深く感謝申し上げます。
【24年度学級編制についてのお知らせ】
毎年、生活環境を変えることにより個々のよさを伸ばしたり、人間関係を広げたりするねらいから、年度末に2年生と4年生の学級替えを実施しています。
しかし、本年度は全学年で学級替えを実施することにしました。昨年の大震災の折に、海外に避難されたお子さんが多数いました。大方のお子さんは帰国していますが、まだ、十数名が帰国していません。そのために、各学年の学級の人数や男女の人数にアンバランスが生じています。このようなアンバランスを解消するために実施しますので、ご了承ください。
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